遠藤朋樹取締役が語る、地域への想い
遠藤朋樹取締役が語る、地域への想い
北海道十勝地方、足寄町と帯広市に拠点を構え、地域に根差した活動を続ける「有限会社遠藤損害保険事務所(保険のえんどう)」。
今回は、皆様に当社の想いをより深く知っていただくため、取締役の遠藤 朋樹(えんどう ともき)に直接話を聞きました。会社の成り立ちから保険代理店としての役割、そして地域と未来への想いについて、掘り下げていきます。
(聞き手:当社スタッフ)
会社の成り立ちと地域への想い
遠藤取締役、よろしくお願いします。まず、読者の皆様に当社のことを知っていただくために、保険のえんどうがどのように始まったのか、設立の経緯を教えていただけますか?
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
当事務所は、私の祖父(現会長)がこの足寄町で創業し、現在は父が社長を務めております。祖父が始めた当時はまだ、保険といえば「お願いされて入るもの」というイメージも強かった時代です。そんな中で、祖父は「お客様一人ひとりに本当に必要な保障を、納得して選んでいただきたい」という想いで、地域の方々の相談に乗り続けてきました。
私も、祖父や父の背中を見て育ち、自然とこの仕事に興味を持つようになったんです。そして今、創業からの想いを引き継ぎ、この十勝・足寄、そして帯広という地域に貢献したいという気持ちで、日々業務に取り組んでいます。
創業当時からの想いが今に繋がっているんですね。私たちは『地域密着』を掲げていますが、お客様のために、具体的にどのようなことを大切にして活動していますか?
はい、やはりこの地域の皆様あっての私たちですから。
何か特別なことをしているというよりは、日々の業務の中で、お客様との対話を大切にし、地域の状況や変化を肌で感じることを心がけています。例えば、冬場の雪害リスクや、農業が盛んな地域ならではのリスクなど、この土地ならではの事情を踏まえたアドバイスができるように努めています。
また、個人的な活動にはなりますが、以前(2022~2023年)帯広ローターアクトクラブの会長を務めさせていただきました。これは若い世代が地域貢献活動を行う団体なのですが、そこでの経験を通して、改めて地域との繋がりの大切さを実感しましたし、様々な業種の方とのネットワークも広がりました。そういった繋がりも、お客様へのより良いご提案に活かせていると感じています。
保険代理店としての役割とこだわり
保険代理店として様々な役割がある中で、保険のえんどうがお客様と接する際に、特に『ここだけは譲れない』というようなこだわり、大切にしていることがあれば教えてください。
一番は、「お客様目線」に立つこと、そして「分かりやすさ」を追求することですね。
保険の商品は専門用語も多く、どうしても複雑になりがちです。それをただ説明するのではなく、お客様の家族構成やライフプラン、事業の内容などをしっかりとお伺いした上で、「なぜこの保障が必要なのか」「どんな時に役立つのか」を、具体的なイメージを持っていただけるようにお伝えすることを心がけています。
また、私たちは複数の保険会社の商品を取り扱う「総合保険代理店」です。これは大きな強みでして、特定の商品に偏ることなく、幅広い選択肢の中から、お客様にとって本当にメリットのある、最適なプランを比較検討し、ご提案できる点がこだわりですね。お客様ご自身が納得して保険を選べるよう、全力でサポートします。
最近はネットで手軽に入れる保険も増えましたが、私たちのような地域の代理店だからこそ提供できる価値や、お客様にとってのメリットはどんな点にあると考えていますか?
手軽さや価格面で通販型にメリットがあるのは確かだと思います。ただ、私たちのような地域に根差した代理店には、それを超える価値があると信じています。
一つは、やはり「顔の見える安心感」ですね。誰が担当してくれるのかが分かり、気軽に相談できる存在がいるというのは、特に保険のような長期にわたる契約では重要だと思います。
二つ目は、「万が一の時の対応力」と、そこに伴う「責任感」です。私たちは直接お客様とお会いしてご契約をお預かりしています。だからこそ、事故や災害など、お客様が一番不安な時には『自分たちが支えなければ』という強い責任を感じています。電話だけでなく、必要であればすぐに駆けつけて状況を確認し、保険金請求などの手続きをスムーズに進めるお手伝いをする。このように、物理的にも精神的にも、最後まで親身に寄り添えるのは、地域代理店ならではの強みだと考えています。
三つ目は、「複雑なニーズへの対応力」でしょうか。お客様の状況は一人ひとり全く違います。特に法人のお客様や、複数のリスクに備えたい個人のお客様の場合、通販型ではカバーしきれない細かなニーズが出てくることがあります。そういった場合に、専門知識(損害保険トータルプランナー在籍)を活かして最適なプランをオーダーメイドで設計できるのも、私たちの価値だと考えています。
変化する時代と保険の未来
最近、災害や働き方など、世の中の変化が大きいですよね。そうした中で、保険に求められる役割も変わってきていると感じられますか?
それは強く感じますね。
特に自然災害については、ここ北海道でも他人事ではありません。従来の想定を超えるような災害が起こりうることを前提に、火災保険だけでなく、水災や雪災、地震保険などの必要性を、より具体的に、お客様のリスクに合わせてお伝えする重要性が増しています。(災害時の備えに関する記事はこちら)
また、働き方の多様化に伴い、個人事業主やフリーランスの方からの就業不能時の備えに関するご相談も増えていますし、企業においては、サイバーリスクや従業員のメンタルヘルスといった、新しいリスクへの対応も求められています。(業務災害保険に関する記事はこちら)
保険も、こうした社会の変化に対応して進化しています。私たち代理店も、常に最新の情報を学び、新しいリスクに対応できる保険商品や知識を提供していく必要があると感じています。
そうした時代の変化を受けて、保険のえんどうとして、今後お客様のためにどのようなサービスや取り組みを考えていますか?
はい、時代の変化に対応することは非常に重要だと考えています。
一つは、デジタルの活用ですね。既にLINEでの相談窓口を開設したり、ウェブサイトでの情報発信を強化したりしていますが、今後はオンラインでの手続きサポートなども、お客様のニーズに合わせて充実させていきたいと考えています。
ただ、デジタル化を進める一方で、私たちが大切にしてきた「対面の価値」「地域密着の強み」は失いたくありません。デジタルの利便性と、対面での丁寧なコンサルティングや温かみのあるサポート、この両方をバランス良く提供していくことが理想ですね。
また、保険は一度加入したら終わりではありません。お客様のライフステージや事業の変化に合わせて、定期的に保障内容を見直すことの重要性をお伝えし、継続的な関係を築いていくことにも、より一層力を入れていきたいです。
遠藤取締役自身の想いと展望
色々とお聞きしましたが、遠藤取締役がこの仕事をしていて『やっててよかった』と感じる、一番のやりがいはどんな時ですか?
やはり、お客様から「ありがとう」「相談してよかった」「安心した」といった言葉をいただいた時ですね。特に、事故や災害に遭われたお客様が無事に問題を乗り越えられ、その一助となれたと実感できた時は、この仕事をしていて本当に良かったなと思います。
保険は目に見えない商品ですが、お客様の人生や事業の「もしも」の時に、経済的な支えとなり、安心を提供するという、非常に大きな役割を担っています。その責任の重さを感じると同時に、お客様の未来を守るお手伝いができることに、大きなやりがいを感じています。
そして、そのお客様が暮らすこの地域全体が、より安全で安心できる場所になっていくことに、少しでも貢献できたら、これ以上の喜びはありませんね。(SDGsへの取り組みはこちら)
最後に、日頃からお世話になっている地域の皆様、そしてこのブログを読んでくださっている方々へメッセージをお願いします。
はい。地域の皆様、いつもありがとうございます。
保険というと、まだどこか「敷居が高い」「難しそう」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。でも、私たちは、皆様にとって一番身近で、気軽に頼れる保険の相談相手でありたいと思っています。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」と思うような小さな疑問でも、将来への漠然とした不安でも、何でも構いません。ぜひ一度、私たち有限会社遠藤損害保険事務所(保険のえんどう)にお声がけください。
皆様の現在、そして未来の「安心」を、私たちが誠心誠意サポートさせていただきます。事務所でお待ちしておりますし、ウェブサイトやLINEからのお問い合わせも大歓迎です!
この記事の回答者

遠藤 朋樹(えんどう ともき)
有限会社遠藤損害保険事務所 取締役
保険のえんどう三代目。祖父・父から受け継いだ「お客様に寄り添う」想いを大切に、十勝・足寄・帯広の皆様の暮らしと事業の「安心」を全力でサポートしています。お客様一人ひとりの状況に合わせた丁寧なコンサルティングが信条。前帯広ローターアクトクラブ会長(2022-2023)。
個人Instagram: @endo_tomokii
有限会社遠藤損害保険事務所(保険のえんどう)
- 所在地:
- 【足寄本社】〒089-3714 北海道足寄郡足寄町南4条1丁目7番地 (地図を開く)
- 【帯広支店】〒080-0015 北海道帯広市西5条南13丁目9番地1 (地図を開く)
- ウェブサイト: https://www.endouhoken.com
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